本文へジャンプ 令和6年10月 

 

公益財団法人山甚福祉育英会設立の経緯


1.設立の経緯

大正14年六代山本甚右衛門が、経済不況の中で社会事業として基金10万円をもって『山甚温情会』を設立。
その事業は、戦前、戦後を通じて
@ 傷痍軍人の生業資金の融通
A 慈善救済に関する事業
B 奨学金の給与
C 警防団に対する感謝援助
D 篤行者および優良学童、生徒そのほか生産従業員の表彰
などを行っていた。
 しかし、戦後の悪性インフレにより10万円の基本財産では運営力を失い昭和28年3月で事業停止のやむなきに至る。
 その後、昭和56年6月、七代山本甚三郎の逝去に伴う遺言により、八代山本晨一朗が甚三郎所有不動産の一部を基本財産に拠出し、昭和57年12月16日財団の設立認可を受けて発足した。

平成23年4月1日付で、公益財団法人に移行登記。